痔核は、便秘などによるいきみや腹圧による肛門部への過度の刺激、また長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしの生活が続くことによる血行障害(肛門部のうっ血)によって発生する痔で、一般的に「いぼ痔」と呼ばれているものです。痔核はそのできる場所により「内痔核」と「外痔核」とに分けられています。
排便時のいきみのくり返しなどによりうっ血が生じ、歯状線より上部の内痔静脈叢がいぼ状にふくらんだものを内痔核といいます。痔核全体の約8割を占めているのがこの内痔核です。症状としては、最初のうちは排便時の出血のみで痛みはありませんが、病状が進むと排便時にいぼが肛門外に出て、炎症などによる痛みを生じる場合があります。
痔核が肛門内でふくらんでいるだけで、排便時に肛門の外へ出ない状態。
痔核が排便時に肛門の外へ出てくるようになるが、排便後は自然に肛門内に戻る状態
排便時に肛門の外に出た痔核が、自然に肛門内に戻らずに、指などで押し込まないと戻らなかったり、体を動かした拍子に肛門の外に出てしまう状態。
痔核が常に肛門の外に出たままで、指などで押し込んでも肛門内に戻すことができなくなった状態。
外痔核は、ゴルフのスウィング時のいきみなどで生じる肛門皮下の静脈のうっ血による血栓(血の塊)や血腫(血のたまったできもの)で、歯状線より下の部分にできますので強い痛みを伴います。またさらに血栓性の静脈炎を併発すると激痛を感じるようになります。指で硬いしこりとして触れることができます。