[医薬品]
グリチルレチン酸など、痔に有効な4種の成分が総合的にはたらいて、痔による痛み・かゆみの症状にすぐれた効果をあらわします。
また、挿入された坐剤が直腸膨大部におさまり、体温ですみやかに溶けて患部に直接作用するトリプル作用が生かされた痔疾用坐剤です。
坐剤は患部に直接止まるものではありません。
痔疾が発生する肛門は、非常に発達した内・外2層の括約筋で周囲を取り囲まれており、これらの筋肉は、適度な緊張を伴って常時肛門を閉める作用があります。この作用に逆らって、坐剤が痔疾患部に直接止まるということはありえず、拡がりを有する直腸膨大部でおさまるか、又は、挿入が不十分な場合は、そのまま出てきてしまいます。
このように坐剤挿入直後、痔疾患部上で溶けることはありえません。
どのような痔疾用坐剤も、痔疾患部上方の直腸膨大部におさまり溶けます。
は
痔疾に効果的な製剤設計を行っています。
どのような痔疾用坐剤も、肛門内に挿入されると(1)直腸膨大部に自然におさまります。
しかし、内痔核や裂肛などは、少し下の肛門に発生するため、
坐剤挿入後(2)溶けて(3)拡がるという一連の作用が求められます。
この3つの作用をよりスピーディー(※)にしたのが、ボラギノールM坐剤のトリプル作用です。
※当社従来品との比較
図:黒川彰夫、木附公介他
薬理と治療,20:2053,1992より
肛門内に挿入されたボラギノールM坐剤は、直腸膨大部におさまります。
ボラギノールM坐剤は、油脂性基剤を使用し、融点を36.5℃に設定していますから、挿入後直腸温(約37.0℃)ですばやく溶け始めます。
溶けると同時にボラギノールM坐剤は、痔疾患部をめざして全体に拡がり、薬剤を直接届けます。
痔疾の発生を考えたドラッグ・デリバリー
内痔核(いぼ痔)は、1カ所だけでなく、血管の流れに沿って2〜3カ所発生する場合があり、また裂肛(きれ痔・さけ痔)を併発している場合もあります。
このことからも、坐剤は溶けると同時に患部全体に拡がり、薬剤を直接作用させなければなりません。
ボラギノールM坐剤は、挿入後、患部めざして薬剤が直接作用し、痔による痛み・かゆみにすぐれた効き目を発揮します。
図:黒川梅田診療所(大阪市)
医学博士 黒川彰夫
| 効能 |
いぼ痔・きれ痔(さけ痔)の痛み・かゆみの緩和 |
| 用法・用量 |
被包を除き、次の量を肛門内に挿入すること。
| 年齢 |
1回量 |
1日使用回数 |
| 成人(15歳以上) |
1個 |
1〜2回 |
| 15歳未満 |
使用しないこと |
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| 成分 |
白色〜わずかに黄みをおびた白色の坐剤で、1個(1.75g)中に次の成分を含みます。
| はたらき |
成分 |
含量 |
| 局所の痛み、かゆみをしずめます。 |
リドカイン |
60mg |
| 炎症をやわらげます。 |
グリチルレチン酸 |
30mg |
| 傷の治りをたすけ、組織を修復します。 |
アラントイン |
20mg |
| 末梢の血液循環をよくし、うっ血の改善をたすけます。 |
ビタミンE酢酸エステル
(酢酸トコフェロール) |
50mg |
添加物:ハードファット
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この医薬品は、「使用上の注意」をよく読んで正しくお使いください。